子供達と釣りに行こう

ポテドン
ポテドン

みなさんこんにちは。初心者アングラーのポテドンです。
今日は、この1年を通して子供達を釣りにつれて行った体験談を話そうかと思います。初心者パパでも子供達を喜ばせる事はできます。ぜひ、子供達へ楽しい思い出をプレゼントしてあげて下さい。

思い立ったが吉日

夏休みに子供達をどこかに連れて行ってあげたいな。旅行もいいけど近場で楽しめる事はないかな。海水浴やキャンプもいいね。釣りってどうなんだろう?
やった事ないしなぁ・・・でも連れて行ってみたいなぁ。

ポテドン
ポテドン

はい、そこのお父さん。
思い立ったが吉日です。私も釣りに行ったことはなかったのですが、子供達と初体験してきましたよ。とても、喜んでくれたのでやってみましょう!

うちは娘だから・・・

うちは娘だし、釣りって感じでもないよなぁ・・・

ポテドン
ポテドン

大丈夫、大丈夫!
うちは娘もつれて行きましたが楽しんでいましたよ。
(その子の性格にもよりますが・・・)

子供の年齢は関係ある?

ポテドン
ポテドン

楽しむのに年齢は関係ありませんが、年齢次第で色々と変わってきますのでご説明します。

防波堤での釣りを前提にお話をします。

0~3歳

ちょっと厳しいです。もう少し大きくなってからが良いかと。
もしくは、パパが釣りして、ママと一緒に横で見学する感じです。

4~6歳

年長さんくらいだと、1人でできる子もいるとは思いますが、道具が重いので疲れやすいです。この年齢帯だと、パパと一緒に竿をもって釣りをする方が安全のためにも良いと思います。恐らく子供も楽しむことができるはずです。

小学生(1年~3年)

ほぼ一人で竿を持って釣りをする事が出来ます。但し、軽いタックル(道具)を選んで上げましょう。私の息子は小学1年生で釣りに連れて行きました。

小学生(4年~6年)

ほぼ一人で竿を持って釣りをする事が出来ます。また、若干重たいタックル(道具)を使ってもある程度は対応ができます。ただし、男の子と女の子では、力の差があるので気を使ってあげて下さい。私の小4の娘に、少し重たいタックルを使わせたら途中で手首が疲れていました。

中学生以降

恐らく釣りが好きな子は自分で近くの海に行くようになるのではないかと思います。近所の中学生は、近くの波止場に自転車で釣りに来ています。この辺りからは、逆にパパもついて行っていいかな・・・の状態では。

あ、無理。友達と行くから。と言われそうな気も。

※タックルとは、ロッド(竿)、リール、仕掛けなどを釣るための道具の事です

まずは何をすれば?

初めての釣りに最適なのは

サビキ釣り

だと思います。

アジやサバ、イワシなどが沢山釣れやすいので、子供達も飽きないです。でも、パパは大忙し。特に初心者は手際が良くないので。

息子
息子

パパ―なんかピクピクしてるよー

パパ
パパ

おおおおお、こ、これを巻いて巻いて!

息子
息子

パパ―釣れたよー

パパ
パパ

はいはい、お魚外すから待ってね~

パパ
パパ

あ、あれ・・・針が外れない・・・ん?・・・あれ・・・?

娘

パパ―釣れたよー、お魚外して―

パパ
パパ

ちょっと待ってねー( ;∀;)

こんな感じです。特に針を外すのに手間取ってしまいます。落ち着いて怪我をしないように外しましょう。

サビキの釣り方や、道具については下記のリンクが詳しく説明してくれていますので参考にどうぞ。Youtube等にも上がっていますので予習しておきましょう。

<超入門>サビキ釣り☆必要な道具から釣り方までイラスト入りで徹底解説

つりそくより引用

サビキ釣りの道具について

サビキ釣りの仕掛けは基本的にセットで売ってあります。世の中のパパのために便利なセットをご用意しています。

例えばこんなの・・・

セット内容

・ロッド(竿)
・リール
・ライン(糸)
・サビキ針
・カゴ
・ウキ(なくても良い)
・ハサミ
・フィッシュグリップ(魚をつかむためのもの)

この辺りがセットになっています。

他にあったほうがいいもの

・バケツ
・フィッシュグリップ(ついてない場合)
・予備のサビキ針
・ゴミ袋
・手洗い用水(ペットボトル2L一本くらい)
・クーラーボックス(魚を持って帰るなら)
・氷(魚を持って帰るなら)

この辺りはセット以外で持っておいた方がいいです。
水汲み用バケツは、紐がついているタイプが高い堤防からも海水が汲めて良いです。こんなのです。

フィッシュグリップもあると便利です。こんな安いので十分!

ゴミは必ず持って帰りましょう。そのためのごみ袋です。
特にサビキの針は沢山ついていて危ないので気を付けて下さい。紙に包んだり、針が入っていたパッケージに入れた上でゴミ袋に入れると多少は安全です。
エサが防波堤にこぼれている場合は水で流しましょう。
釣り場の環境維持にご協力ください。

もし魚を持って帰る場合は、クーラーボックスに氷を入れて持っていきましょう。アジとかサバなので大きくなくて良いです。一応下にリンク張っておきますが、私は近くのホームセンターで1,000円くらいのを買いました。氷は半分くらい、角氷1個くらいを入れておけば大丈夫だと思います。

持って帰るのであれば、釣ったらすぐにクーラーボックスに入れて下さい。特に夏場のサバなどは悪くなるのが早いです。

あ!あと餌を忘れずに。チューブ型の手が汚れにくい餌が売ってます。一人につき1つあれば十分でしょうか。

大体この辺りが釣りの道具で必要なものかと思います。参考のために上記にリンク貼っていますがハッキリ言います、通販で買うよりも、近くの釣具屋さんに行って店員さんに色々と聞いて相談して購入して下さい。そっちの方が絶対に良いです。若干高かろうと情報料、受講料と考えれば安いです。

釣りに行くならどこ?

場所は防波堤や波止場が良いと思います。地域によっては格差があると思いますが、大体ファミリー向けの釣り場というものがあります。
上記でもお伝えしましたが、購入する際に店員さんに釣り場所の相談をしてみて下さい。大体教えてくれますよ(#^.^#)

ちなみに私が釣具屋の店員さんに教えてもらったのは

・釣り場の近くにトイレがある事
・釣り場の近くにコンビニがある事
・車(駐車場)から近い場所
・防波堤から海面までの高さが低い所
・危険が少なく、もし何かあった時に周りに助けてくれる人が居そうな所

この辺りを重視すれば、子供達もパパも気軽にできると思います。

釣りに行く季節は?

春から秋にかけてが良いと思います。大体の目安として、日中半袖でもいられるくらいが丁度良いと思います。

ちなみに、魚にもよりますが海水温が18度くらいから良く釣れるそうです。もちろん、魚がつれる事は大前提なのですが、それ以前にパパ的には「もし、子供が海落ちてしまった場合」を考えて下さい。海水がもし冷たいと低体温症で命を落とす危険性があります。

よって、冬は基本的にやめた方が良いでしょう。
寒いし、風邪ひくし、北風は強いし、落ちたら危ないし。魚さんも冬は釣れにくいし。

ポテドン
ポテドン

一番良いのはやっぱり夏休みかなぁ~夏休みの友の餌にもなりますしね。

子供達や自分の身は自分で守りましょう

ハッキリ言います。ここは特に大事です。
私は元々マリーナで勤務しており、海難救助活動などの海の仕事を行っていましたので断言できます。

ポテドン
ポテドン

必ず救命胴衣は着用して下さい。

ポテドン
ポテドン

必ず救命胴衣は着用して下さい。

大事な事なので。2回言いました。


自分は泳げるからいざとなったら助けるから大丈夫。

ポテドン
ポテドン

大丈夫じゃありません。必ず着用して下さい。

身を守ってあげれるのはパパしかいません。自然を甘く見てはいけません。
子供は落ちたらパニックになります。そしてすぐ沈みます。また、落水した際に頭部を打った場合、意識を失って沈みます。でも、救命胴衣を着用していた場合は、必ず浮くようになっています。意識を失っても気道さえ確保できていれば呼吸ができますので助けに行けます。

そして何よりも、パパもきちんと着用しておいてください。おぼれている人の力は半端なく不意に掴まれると泳ぐどころではなく一緒に沈下してしまいます。子供なのでそこまで強くはありませんが、陸に上がるために50m~100m泳がなければならない所もあったりします。

子供を担いだまま浮力なしに泳ぐのは結構きついです。救命胴衣を着けていれば余分な体力も温存できます。子供の命はパパがしっかりと守りましょう。

余談ですが、もし落水した場合はあまり壁側(防波堤)に近付きすぎないようにして下さい。貝殻、牡蠣などが付着しているため、不用意に触ると手や触れた場所がザクザクに切れてしまいます。

救命胴衣(ライフジャケット)のおすすめは

ライフジャケットにも様々なタイプがあります。

ライフジャケットの種類

・フローティング式
・自動膨張式
・手動膨張式

フローティング式ライフジャケットとは

ビートバンを前後にまとっているような状態のベストです。

メリット
・絶対に浮きます、何があっても浮きます
・浮くために必要な動作が少ないです
・牡蠣殻や荒い物に触れても破けて沈むことがないです

デメリット
・夏場は暑い・・・
・ちょっと動きづらい
・保管に少し場所をとる
・子供の場合、股下ベルトをしていないと落水時にすっぽ抜ける可能性がある

自動膨張式式ライフジャケットとは

2つのタイプがあって、肩掛け型とウエスト型があります。
着水すると自動的にガスが充填されて、エアバックみたいに広がります。膨張した場合は、本体はエアを抜いて水洗いし、乾かして折り畳めば何度も使えますが、膨張の仕組みとしてガスボンベを使用しています。1度使ったあとは、ボンベは必ず交換しなければなりません。1,000円くらい。

肩掛け型 高階救命器具株式会社より引用
ウエスト型 高階救命器具株式会社より引用

メリット
・コンパクトです(ウエスト型は特に)
・保管場所を取りません
・熱くないです
・動きやすいです

デメリット
・正しい姿勢で浮くために必要な動作が若干あります
・牡蠣殻や鋭利な物に触れると破けて空気が抜け沈みます
・誤感知で、水しぶきや雨などで勝手に膨張する時が稀にある
・ボンベは時折交換した方が良い

手動膨張式式ライフジャケットとは

自動膨張式の手動型です。紐を引いてガスボンベを作動させ膨張させます。基本的に構造自体は変わりませんがメリット、デメリットが若干変わります。自動膨張式に書かれていることは割愛します。

メリット
・誤感知により勝手に膨張する事がない

デメリット
・自動で膨らまないため慣れてない人は手間取る
・落水した際に気絶した場合は膨張させる事が出来ない

子供におすすめのライフジャケットは

フローティング式と呼ばれるライフジャケットです

一度は見たことがあるのではないでしょうか?このタイプは所謂、ビートバンを前後にまとっている状態ですので絶対に浮きます。何があっても浮きます。

各サイズがあるので子供たちにあったサイズを選んで下さい。幼児用~小児用各サイズまであります。子供達には、特に防波堤などでは膨張式はおススメしません。

Point

落水時のすっぽ抜け防止に、股下ベルトは必ず通しましょう
(わからない場合はお店の人に聞いて下さい)

ちなみに、ライフジャケットにもTypeA桜マーク国交省承認済みとか書かれているものがありますが、これに関しては船釣り用になりますので、船に乗らないのであれば付いていなくても特に問題ありません。付いていると割高になりますし。

服装について

運動服等が良いのではないかと私は思います。なるべくなら長袖に長ズボン又は、ハーフパンツの下にスパッツなどが良いと思います。
一つは日焼け防止です。もう一つは、釣り針などが皮膚に直接刺さらないようにするための防護です。(思い切り刺さった場合は服の上からでも貫通しますが・・・)

暑い日は、熱中症対策のため帽子の着用をオススメします。夏場の釣りは炎天下の中なので本当に暑いです。飲み物も多めに持っていくことをお勧めします。

靴については、汚れてもよい動きやすい靴や長靴が理想的です。クロックスなどでも良いと思います。しかし、サンダルは控えたほうが良いと思います。

特に夏場は日焼け止めやサングラスなどもあったほうが効果的です!

最後に・・・

私も初心者なりに色々と考えて子供たちを連れて行きました。(今では釣りが私の趣味になっていますが・・・)困ったときは釣具屋の店員さんに聞くのが一番です。

苦労した分、パパも楽しいし、子供達も楽しんでくれるはずです。

怪我がない様に安全第一で、楽しい釣りライフを過ごして下さい。